Jun28

「24時間」の発祥は?

こんにちは。ユピテルジョージです。


昨日は、太陽暦の誕生についてお話ししましたが、
今日はそれに引き続き、
私たちが現在、当たり前のように使っている
24時間制
についてお話します。


そもそも明治の日本政府が太陽暦を
国の正式の暦として認める前までは、
ずっと、月の満ち欠けの周期をもとにした
太陰暦をつかっていました。


そして、その時代は
子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥
のいわゆる「12支」で
一日の時間を区切っていました。


明治時代までの時間は、
現代風にいうなれば「12時間制」だったのです。


それが、明治政府が太陽暦を採用してから
日本の時間制度も、西洋に習い
24時間制
に変更することになりました。


いまでは、このおなじみの24時間制、
いったいどのような歴史的背景から
生まれてきたのでしょうか。


今日はそれについて掘り下げてみましょう。


さて、この24時間制が誕生したのは、
やはり「太陽暦」という便利な暦を生んだ
エジプト世界においてでした。


エジプト世界では、
デカン
と呼ばれる36の星座を
全天に均等に配置していました。


このデカンは、バビロニア世界に生まれた12星座とは
別の星座の体系です。


そして、昨日もお話したナイルが氾濫する夏至の日、
その前兆としてみられる
ヘリアカル・ライジングが
起きるころ
夏は昼が長く、そのために夜が短いので
36個のうちの12個のデカンがのぼり
この12個のデカンによって
夜はこれを基準にして12時間とされ、


また昼の時間は、
もともと10進法を使う習慣のあったセティ1世(前1294-1279)の時代には、
昼は10時間であったのだが、
これに昼間の前後にある薄明の時間を1時間ずつ
加えて
昼も12時間として、


昼が12時間、夜が12時間
の24時間制が
誕生することになったのです。


この24時間制では、
1時間の長さは年間を通じて変化するけれど
1年に二回春分、秋分の日には
昼と夜は同じ長さになり、
すべての時間が等しくなりました。


これが現在の24時間制の
本家本元になったのです。


時間制度というとても身近なものですが
掘り下げて行ってみると、
意外に面白い歴史的背景がわかってくるものですね。


今日はトリビアな
まめ知識でした。


それでは又明日!

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