占いは理性的に「学べる」もの?
「占い」
と聞くと、なにか曖昧模糊な世界のように思え、
神懸かり的な霊感や直感だけで未来を見通す、
というようなイメージが先行すると思います。
しかし実際には、ユピテルが鑑定に用いている西洋占星術は、
大変論理的な構造を持っており、
また少なくとも、
コペルニクスによって地動説が唱えられるまでは、
西洋世界では、重要な「学問」の一つとして
位置づけられていました。
中世頃までの西洋の世界では、
「天文学」はもちろんのこと、
また意外に思われると思いますが、
「医学」とも切っても切り離せない
学問体系だったのです。
また、ルネッサンス期においては、
ルネッサンスの美術に大いなる
貢献を果たしたことも知られています。
それだけ、少なくとも過去の時代には大変論理的で
クリアーな学問大系として受け入れられてきました。
また現代でも、英国占星術協会(AA)や
アメリカのAmerican Federation of Astrology(AFA)
などの占星術の協会もあり、
アメリカではケプラーカレッジという占星術を学ぶ為の単科大学や、
イギリスでは、バース大学や、ケント大学といった
占星術を扱うコースを持つ総合大学も存在しています。
これを聞くと、それじゃぁ、私にもその占星術の理論を勉強すれば
占えるの?と思われるでしょう。
実際、占星術のしっかりしたテキストを使って勉強すれば
必ずある程度は、占うことができるようになるのです。
もちろんプロの占い師として生計を立てる為には、独り善がりに
ならないために師匠や先生などについて学びを深めたり、地道な
鑑定経験を通して、頭で理論を学ぶだけでなく、「人」と向かい
合い、「人間の心」という複雑でかつ切実なものと向かい合うこ
とを地道に学んで行かなければなりません。
しかし、占星術の理論自体は大変整然としているので、
皆さんが思っているのとは裏腹に、実はかなり
自分の理性を通して納得しながら星の意味を追っていける
非常に明快な構造をもった体系なのです。
なぜ今日僕がこのような話をするのか。
それは明日のお話に続きます。
明日は、この論理的な構造をもった占星術の世界を
占い師側からだけでなく、
お客様側からも主体的に関わって行けるように
どのように鑑定の場をつくっているかについてお話しします。
明日は、「なぜ占星術絵画を描くのか」
についてお話します。
お楽しみに。








