「術」と「学」
こんにちは、ユピテルジョージです。
今日は西洋占星術における「術」と「学」についてお話しします。
西洋占星術は本来英語では
astrology(アストロロジー)といわれますが
これについて日本の占星術の世界でも二通りの呼び方
で呼ばれています。
ひとつはおなじみの「占星術」
もうひとつはあまり聞き慣れない「占星学」
この「占星術」という呼び方と、
「占星学」という呼び方は、
astrologyの2つの側面をそれぞれ
あらしているといえます。
「占星術」といった場合、
これは実際にastrologyの知識を用いて
鑑定活動の中でお客さんと向かい合う
実際的な技術という意味合いが強くなります。
一方「占星学」といった場合には、
ひとつの象徴体系、宇宙論としてのastrologyを
学問的態度で研究するという意味合いが強いのです。
これは、「医学」と「医術」の違いとも
似ているといえます。
「医」について学問的に研究を行い「医」の知識を
より学究的に深めていくのが「医学」
一方で「医学」で明らかになっている知識を用いて、
実際に患者さんと向かい合い、病気を治していくのが
「医術」となります。
「医学」と「医術」の関係も、
「医学」がないと「医術」も発展しないように、
また、「医術」がないと「医学」も発展しないように
互いに、学問的な「学」と臨床的な「術」は
補完関係にあるとあるといえます。
そして、西洋占星術の世界でも
やはり「占星術」と「占星学」はともに
補完関係にあるといえます。
「占星学」は主に、多くの文献を通した研究と思索を通して
理論的に知識を体系化していきます。
一方で「占星術」は、実際のカウンセリングを通して、
実際にお客様が悩みを解決するまでの支援
という実際的な側面をもっています。
「学」で手に入れた「知識」は、実際的な「術」で活かされ、
「術」で手に入れた「経験」は、学問的な「学」で活かされる
という相互補完的な関係が存在しているのです。
お客様から信頼していただける
いい占い師になるためには、
このように「学」と「術」の両側面から
自分のカウンセリングの技術や、占星術の知識を磨いて行かなければ
ならないのです。








