Nov06

天空を運行中の土星について

先日、
10月30日に
約2年半で天空上の
ひとつの星座を運行する土星が
 
乙女座から
天秤座へと移行するという
占星術的にとても大切な
イベントがありました。
 
占星術では
この土星という惑星は
私たちの人生に試練を与える惑星だと
いわれています。
 
この惑星が
新しい星座に
移行したということは
 
これは深い部分で私たちの
認識が
あるひとつのテーマを終えて
新しいテーマに向って
変容し始めてきていることを
表します。
 
現在の土星の動きは
私たちがこれまでの2年半で
取りかかってきたテーマを卒業して
 
わたしたちひとりひとりにとって
それぞれの毎日のリアリティの在り方が
新しいテーマへと
移るということを表していると
考えられるのです。
 
なので、
この土星の星座間移行が起きた
この10月11月の期間中は
それぞれに新しいテーマに向っての
変化や
節目を感じられる方が
多いかもしれません。
 
それでは
この土星が私たちにもたらす
物語は
いったいどのようなものなのでしょうか?
 
これについて私は
こう考えています。
 
これから
私達ひとりひとりにとって
新しい2年半におよぶ
「ドラマ」が始まる。
 
という風に。
 
ここでの「ドラマ」は
いうなれば「月9」とか「大河ドラマ」
みたいなもの。
 
過去2年半におよぶ
ひとつの番組が終わって
 
新しい「ドラマ」が
始まる時期
と考えてみてもいいかもしれません。
 
いわゆる
新しく始まった連続テレビドラマの
「第一話」が
今の時期ともいえるかも。
 
その連続ドラマで描かれる
テーマがひとりひとりにとって
恋愛であるかもしれないし
仕事であるかもしれない
親子関係であるかもしれないし
自立といったテーマであるかもしれない。
 
これから約2年半をかけてそうしたテーマに関して
(未だ知らぬ)ある到着点へと
進んで行くということを
西洋占星術では
考えてみるのです。
 
実際にはそれをより詳細によみとくために
生まれた時の星の配置に対して
この運行中の土星がどこに位置するかによって
そのテーマが現れる具体的な事象について
考えるのですが、
 
それはさておき占星術では
この土星の運行
そして星座間移行はひとりひとりに新しい
物語
日常生活での新しいリアリティを
運ぶと考えられます。
  
この土星の新しい動きは
あなただけの
新しい「物語」が
今、始まってきているということを
象徴していると考えるのです。
 
さて先に、土星は
人生に試練を与える惑星だと述べました。
 
この厄介者の土星がなぜ
新しいドラマを
展開する重要な要素となると
考えられるのでしょうか?
 
それは、こうした視点から見てみると
面白いです。
 
これは面白いストーリを創作する為の
脚本術などでも
よく扱われるテーマなのですが
 
脚本術では
ストーリーを面白く
そして感動・共感できる物にするために
必要なものとして
 
「主人公に
どのような葛藤を持たせるのか?」
 
ということを
一般的に考えることがしばしばあります。
 
面白い、共感できる物語を
書き手として描く為には
 
主人公が最初に持っていた葛藤を
主人公がどのように
物語の中で
解消し
統合して行くかを
繰り返し
描いて行くことで
 
それはひとつの
豊かな物語へと展開されて行きます。
 
葛藤とは
二つのベクトルの
のぶつかり合い。
 
愛と憎しみ
悪と正義
主人公とライバルの存在
信じたい気持ちと、疑いの気持ち
好かれたいという気持ちと、嫌われたくないという気持ち
ひとつになりたいという気持ちと、ひとりでいたいという気持ち
愛されたいという気持ちと、愛を受け取ることへの怖れ
 
こうした二つのエネルギーの
葛藤は
ドラマを生み出します。
  
逆に言うと
主人公に何の葛藤の無い物語は
どこか味気ないものとなってしまいます。
 
そしてこうした人生のドラマ、
豊かなストーリーを生み出す
「葛藤」のエネルギーこそ
西洋占星術における
土星が表現する領域だと
いえるのです。
 
土星が新しい星座へと移行した今
 
もしかすると
日常の生活の中で
そうしたリアリティの変化
新しいドラマの始まりを感じることが
多くなるかもしれません。
 
これは私たち自身が
こころの内側に潜在的に持っていた
問題意識や
内的な葛藤が
これから
表面化し
それが新しい物語として
展開されて行くということを
表現しているともいえるのです。
 
天文学的には
ただ土星が
ひとつの星座分の空間を
移動しただけの出来事も
 
西洋占星術では
こうしたイマジネーションを働かせながら
夜空の天体の動きを
豊かに読み解きます。
 
夜空を見あげて
そこに現れる物語を
自分なりに感じてみることも
占星術が表現する世界観の楽しみ方の一つです。
 

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Comments(3)

ジョージくん、こんにちは。
本当にひとつの区切りということをびしびし感じます。
10月末に急に「いらないものを捨てよう!」と思い始めたんだもんなぁ。今部屋中を掃除しています。
新しいドラマに向けて、無駄なものをそぎ落として、新たなエネルギーが入るようにスペースを作っているのだろうな、と思う。
ちなみに前回の土星の移動は2年半前の具体的にいつなのだろう?2年半の間、自分の弱さとたたかってたたかって、泣いてわめいて、それでもこうやって生きてるんだから、
また頑張っていける気がするよ。

ユピテルさんこんにちわ。

私が体調をくずしたのがちょうど2年半前。
土星が新しい星座へと移行した今、西洋医学での治療を終えようとしています。
そして、私の自然治癒力を高め、いつかライフワークにしたいと思うほどすばらしいギフトを先月いただきました。
あまりにも星の動きと連動した自分の人生にびっくりすると共に、これからの2年半のドラマの始まりにわくわくしています。

最近、自分のヒト・モノ・コトへのこだわりが強く表に出てきて、たびたび大きな衝突を起こしています。
すでに大きな葛藤を抱えているようですヨ(笑)
こだわりをなくしてもっとおおらかになりたい、でも今までの自分と違う価値観を受け入れていくのはちょっと怖い…。
う~ん、星と一緒に生きていますね、私。おもしろいです(^^)

ななえちゃん、
 
ななえちゃんにとって、この2年半はまさに激動の2年半だったね。そしてその間にたくさんの変化があったとおもう。
 
僕も思い返してみると、この2年半で本当にいろいろな変化がありました。
星の動きから思い返してみることで、いつもは気付かないいろいろな変化に気づくことができるね。
ちなみに前回のしし座からおとめ座への土星の移行は2007年の9月でした。いかがでしょう? 
 
chocolatさん、
 
星の動きのスパンで考えてみると、いつもは感じなかったような時の流れに改めて気付かされることが多いですね。新月、満月の願い事もそう。
 
いまはchocolatさんにとってライフワークというのがとても大きなテーマになっているみたいですね。土星はこれからの2年半、どのようなドラマを運んでくれるのでしょうか? 

名前ユピテルジョージ 日時November 10, 2009 11:15 PM

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