重荷に感じる期待/心が軽くなる期待
今日は他者への「期待」についてのお話。
相手に自分にはない魅力を感じたり
自分自身の理想だと思う人に
巡り会ったとき
あるいは自分自身が
今後深く関わっていくであろう人との
関係性の中で
私たちはしばしば相手に
「期待」を寄せます。
それがパートナーへの思いであったり
片思いの相手への気持ちであったり
また子どもが生まれたとき
子どもが学校に入学したとき
あるいは
会社で新しい直属の部下が入ってくるとき
そんなとき
少なからず私たちは
相手に「期待」をします。
そう、
親は子に、彼女は彼に
先輩は後輩に
「期待」するものです。
さて、この「期待」ですが
その受け手の感じ方によって
2つの種類の「期待」に分けられます。
それが
相手が「重荷に感じる期待」と
相手の「心が軽くなる期待」の
2つ。
皆さんも経験があるとおもいます。
親や上司、先輩などに
「こうあってほしい」という期待を向けられて
それが重荷に感じる期待と
またその反対に
親友や、恋人、信頼する人から
相手が「自分を心から信頼してくれている」
ことが伝わり心が軽くなる期待。
いったいこの違いはどこにあるのでしょう?
そして重荷に感じる期待ではなく
心が軽くなる期待を寄せるためには
いったいどうすればいいのでしょう。
私はこの違いをこのように考えています。
それは「自分の理想を相手に投影しているか」
それとも、「相手のそのままの姿を見つめているか」
ということです。
相手が寄せられる期待を重荷に感じるときは
しばしば、期待する側の「理想像」を
その人の本当の姿とは関係なく
一方的に投影されているときに
受け手は「期待」の重さを感じてしまいます。
またその反対に、心が軽くなる期待には
そうした期待する側の「理想像」が介入しません。
あくまでその人そのものの姿が
いいところ悪いところも含めて
受け入れられて、そのうえで期待されているのです。
寄せる期待が重荷に感じる時、
相手はその期待を裏切れないという
一種のプレッシャーを感じます。
そのプレッシャーから逃れるために
相手が無意識に距離を置いたり
あるいは本音が話せないということも
しばしばよくあることです。
逆に、寄せる期待が心が軽くなるような
ものであれば
自然に相手から心を開いてくれるでしょうし
親密な関係性、信頼できる関係性
居心地のよい関係性も
より築きやすくなります。
相手に重荷に感じる期待ではなく
心が軽くなる期待を寄せるために
大切なことは
自分の理想を投影せずに
相手のいい部分も悪い部分も含めて
信頼すること。
これは、恋愛や親子関係
上司部下、先輩後輩という関係においても
とても大切な視点ではないでしょうか。








