Apr20

知的興奮冷めやらず…

ジェフリーコーネリアス博士
マギーハイドさんの講座参加してきました。
 
土曜日の講座は占星術をメインに
日曜日の講座はユング心理学をメインにした
内容だったのですが
いやぁ本当に面白く
とってもエキサイティングな講座でした。
 
占星術の講座は
シンボルの持つ力を哲学的な背景から再考しながら
最先端の研究に基づいた新しいチャートの見方や
ホラリー占星術の実践的なメソッドの紹介するという
 
非常に分かりやすく
かつとても印象深い内容でした。
 
2日間の講座の中で
中心的なテーマのひとつでもあったのが
私たち占星術詩が 
「象徴」の持つ作用や働きをどのようにとらえ
そしてどのようにつきあうのか
その態度自体を問う必要があるのではないか
というもの。
 
西洋占星術の実践では
惑星や星座で表される
「象徴」というものは
事象を占う上でとても大切な要素なのですが
 
しかしながらこうした「象徴」に関して
個別的な事象に関しての
対応関係について語られることはあれど
 
そもそも「象徴」とはなにか
「象徴」が持つ働きとはいったい何なのか
という本質的な問いや
哲学的な思索が占い師自身によって
振り返られるということは
あまりありません。
 
今回の講座でもこの「象徴」の持つ働きについて

ホラリー占星術における
Locating Significance (指示象徴特定)
という技術を私たちの目の前で実演しながら

「象徴」の持つパワフルな力や
それがクライアントの
cotext(文脈)において
どのようにいきいきと語りかけ始めるかを
非常に鮮やかに解説してくださいました。
 
日本ではまだその具体的な技芸が紹介されることが
少なくあまり実践されることのなかった
ホラリー占星術を使うことで
改めて、象徴の持つ力をありありと感じることが
できる不思議な空間でした。

とにかくこの2日間は新しく学ぶことが山のようにあり
 
土曜日の講座では

・ディビネーションという概念(未来予測ではなく
神託としての占い)であったり
・カールマルクスのネイタルチャートに現れる日食
のシンボリズムについて
・私たちが知っているチャートの読み方自体は1950
年マーガレットホーンによって作られたシンセシス
メソッド(総合する技術)に由来して、それ以来こ
うしたメソッドに対する反省があまりなされていな
いうことであったり
・占星術家がホロスコープを解釈する際に経る3つ
の段階(客観的技芸・文脈・象徴的認識現実化)
・文脈・コンテテクストに寄り添う必要性
・ホラリーのチャートのアクティビティについて
・オーギュレーションとしてのホラリーについて
・ジェフリーコーネリアス博士マギーハイド女史両
氏のもっとも印象深いホラリーリーディングの事例
 
であったりとか、 
 
また日曜日の講座では
・啓蒙主義以降のコスモロジーの変化や、その中で
どのように占星術や占いが生き延びてきたのか
・心理占星術のようにしばしば占いが現代心理学を
援用することが多いが、しかしもっと重要なのは啓
蒙主義以降・「深層心理学そのものが変装した占い」
であったとの指摘
ドイツの精神分析家のフォークトによる
「後ろ向きに占う」(占いを使って患者の過去をみ
ていく)という興味深い用語であったり
・19世紀の末、当時勃興し始めた精神医学に関わっ
ていた先人たちはメスメリズムや奇怪に現象に並々
ならぬ興味を引かれていたことあまりふれられるこ
とがないことであったり
・スペンスのフロイト解釈・シンボルに対する解釈
(精神分析は、その手法が中世のシグニチャーで考
える手法をのとったもので、精神分析の議論の広が
りは近代を中世に引き戻してしまう)に対するマギ
ーさんによる批判
・ユングのレッドブック(赤の本)に関するマギー
さん自身のシンクロニシティ体験の話
 
などなど、、、

とにかく語り出すときりがないのですが
 
久しぶりに、「知的な興奮」が冷めやらない
2日間になったのでした。
 
今回は、両日とも100人規模の講座で
全国から著名な方も含め数多くの占星術家の
方がいらっしゃっていたので
 
ロンドン旅行でご一緒した方々や
ずっとお会いしたかった占星術家の方
数年ぶりにお会いする先生方ともお会いする
ことができて
非常に収穫の多い2日間になりました。 
  
まだまだ興奮さめやらぬまま
この貴重な2日間の思い出を
ザッと振り返ってみました。
 
いやはやまだまだ勉強することがたくさん!!

本当に、先週末は大いに刺激をうけました。


Trackback

Trackback URLhttp://www.ondorinohane.com/mt/mt-tb.cgi/635

Add Comment

いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。

HTMLタグが使えます