Jun09

光とは何か?

CNV000012

昨日の象徴についての思考の
延長線上のお話ですが、
 
しばしばこうした象徴世界を考える上で
キー概念になるのが「光」について。
 
昨年12月に朝日カルチャーセンターで開催された
美術史家でケルト文化研究の第一人者である鶴岡真弓先生と
心理占星術研究家の鏡リュウジさんとの対談
「光の象徴と神話世界」の中で
 
こうした議論が展開されていたのを拝聴して
非常に印象深く残ったキーワード。
 
それは「光をデザインする」というキーワード。
 
装飾品としてのジュエリーは
いうなれば「光」をデザインする
人間の文化的な活動であるとのこと。
 
これはなるほどと思いました。
 
少し前に流行していた
パワーストーンなんかも
つきつめていくとこの「光」という概念に
ゆきつきます。
 
水晶の「晶」という漢字は
「日」が3つ、デザインされているのですが
これは「明るい」ことと同時に
「光り」をデザインするということも
なんだか象徴しているようにも感じませんか?
 
私たちが目にする
「色彩」も「光」なければ
存在しないのです。
 
また、様々な宗教において「光」というキーワードは
とても重要な概念になっていることは周知の事実です。
  
また占星術においても
いうなれば天空上の惑星の配置という
ホロスコープは
いうなれば
「光の配置」「光のデザイン」ともいえるのです。
 
また、
現代のポップカルチャー化された宗教としての
ニューエイジ的な文脈でも
「光」という存在は
それを読み解く上ではとても重要な切り口にもなっていると
思うのです。
 
「光」とはいったい何なのだろうか?
 
そして私たち人間はしばしば
この「光」という存在を
神話やジュエリー
占星術、パワーストーン
などを通じて
 
「体感したい」あるいは
時には「操作したい」
「デザインしたい」との欲求にとらわれたくなるものです。
 
私たちは私たちの文化の中で
「光」というものをどのようにとらえていくのか
 
それは私たちの身の回りで
様々なフェーズに存在する
「光」という概念を考える上で
とても大切な視点になってくるのではないかと
思うのです。
 
いうなれば最近話題に上ることの多い
電子書籍なんかも
 
紙という媒体の上にデザインされていた
文字メディアが
これから徐々に
光(ディスプレイ)という媒体に
デザインされていくように変わっていく
ともいえるのではないでしょうか。
 
「光」とはいったい何なのだろうか?
 
それはとても大切な視点ではないかと思うのです。
 
象徴ということを考える上で
「光」という概念をひとつの切り口にしてみることも
様々なヒントを与えてくれるのではないかと思います。
 
しばらく
カメラと占星術を片手に
そうした哲学的な散歩を
してみようかなと思います。

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