Jul05

7月3日個人セッションin大阪 ありがとうございました!

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7月3日の個人セッションin大阪おかげさまで素敵な会になりました。
当日は本降りの雨の中いらしてくださった皆様
本当にありがとうございました。
そして会場をお貸しいただいた株式会社キーストーン様も
本当にありがとうございました。
 
写真は地元の神戸・須磨の海です。
 
この帰省に合わせて新しいカメラをかったので
(前もっていたデジカメが壊れてしまった^^;)
休暇中は色々と
関西ならではの写真も載せていきたいと思います。
 
今日はこれから泊りがけで京都です!
 
いろいろ楽しんできます。

Jul06

in 京都 くつろぎ

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京都のスタバ。裏にはお寺があります。

京都ならではの景色です。

 

今日は大学のゼミで芸術表現を学んだ

友人たちと京都のカフェめぐり。

 

東京では味わえない

ちょっと非日常的なゆったりとした時間の中

 

芸術やアートについて

あーでもない

こーでもないといいながら

一日をすごしています。

 

うまくいかないこともある。

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うまくいかないこともある。
悩んでいいよ。
解決しなくてもいいよ。
 
誰だって悩んでいるんだ。
 
悩みを解決したって
しなくたっていいよ。
 
将来なんてわからなくていいよ。
本当は誰にもわからない。
誰にも分からなくても
明日はくる。
 
うまくいかないことがあっても
無理に解決しようとしなくても
悩めばいい。
 
解決しようとしなくても
人生を味わえばいい。
 
人に聞いてもらって
ちょっと楽になってもいいし
専門家に相談して
解決の糸口を探ったっていい。
 
無理に探さなくたっていい。
 
自分を肯定したっていい
否定したっていい。
 
人生を味わえばいいんじゃないかな。
 
おいしいコーヒーを飲めばいい。
インスタントコーヒーでもいい。
 
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自分らしさなんて分からなくてもいい。
自分らしさなんてないかもしれないし。
人間らしくあればいいんじゃないかな。

人の話を聞けなくたっていい
人の影響を受けすぎたっていい
強くたって弱くたって
いいんじゃないかな。
 
人生を味わえばいいんじゃないかな。
 
悩んでいる自分に悩まなくていい。
悩んでいる自分を認めてあげればいい。
悩みながらもがんばっている
自分を褒めてあげればいい。
 
だれもあなたを変えようとしないよ。
なにも無理に変わらなくていい。
 
無理にプラス思考もマイナス思考も
しなくても。
考えたいように考えればいい。
 
無理に変えようとしなくても
自然に毎日僕たちは変わっていく。
 
変化していく。
  
誰もがみんな変化の中に
あるんじゃないのかな?

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Jul13

東京に戻りました。

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7月2日~12日までの
早めの長い夏休みを終えて
昨晩神戸から帰ってきました。
 
休み中に個人セッションなどで
神戸で御縁をいただいたかたも
沢山いらっしゃって心から感謝しています。
 
今回の帰省では
東京での仕事の文脈から離れて
夏休みというゆったりとした時間の中で
過ごすことで
 
自分自身がどういう思いをもって
今の仕事をしているのか
 
そしてどういうストーリーのなかで
毎日を送っているのかを
非日常的な文脈のなかで
捉え直すことができました。
 
特によく考えていたテーマが
「占いの物語性」
 
僕の週間占いなどを読んでもらえば
感じてもらえると思うのですが
 
ワールドカップで全ての試合の勝敗を
見事に当てたタコのパウル君とは
 
違った文脈で僕は仕事をしているのです。
 
というのは、普段、占いって
「当てること」がその本質だと
考えられています。
  
当たるか、当たらないかが
占いの本質。
 
これはいうなれば
人間もびっくりの優秀な占い師タコのパウル君の
スタンスなのですね。
  
彼は(本人がそう思っているかどうかはさておき)
間違った予測をすると
もしかすると明日にはお寿司やパエリアになっている
可能性だってあったわけで。(え
 
でも、僕のスタンスはそれとは違うんだなと。
 
というのは個人セッションあるいは
ネットでの占いにおいても
 
実は当たるか当たらないか以上に
大切なことがあって
 
それはクライアント側、あるいは占いの記事を読む側の
背景にあるコンテクスト(文脈)が
「星が語りかける物語」に触れることを通じて
 
そこに沢山の気づきが訪れるという
構造そのものに「占い」の面白さがあるのだなと。
 
そういう意味では
悪い結果は外れればいいし
いい結果は当たればいい。
 
僕自身のスタンスとしては
当たり外れよりも
この占いという構造に存在する
「物語る」という要素に
その本質があるのかなという気づきが
この滞在中にありました。
 
そう考えると、なんだか自然に
こころがウキウキしてきて
そうか、自分はそのままでいいんだなと
思えるように変わってきた。
 
そんな好ましい変化が
帰省中に感じることができたのです。
 
そう考えると
僕は占い師、というよりも
どちらかというと
何かを物語る
作家としてのちからをつけていくことが
今後より面白い「占い」を
語り続けていくために
必要な要素なのかもしれないと
思ったわけです。
 
そういう意味でも
これから、写真をとったり
本を読んだり、
文章を書いたり、
何かを疑問におもったり、
あるいは何かを考えたり、
 
そんな毎日の所作のひとつひとつが
 
ああ、自分であっていいのだなと
思える、そんな変化が
訪れつつあるのですよね。
 
「何かを物語ること」
このテーマについて
今後も自分らしく
いろいろと考えていこうかなと思っています。
 
さて、今日から東京での仕事が再開します。
 
10日間じっくり充電して
リフレッシュしてきた今だからこそ
挑戦できる色々なことに
こころ躍らせて毎日を楽しんでいきたいと思います♪

Jul14

TOKYO

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実家の神戸で7月前半はゆっくり過ごし
東京に帰ってきて、
改めて自分の東京でのストーリーが
神戸にいたからこそ俯瞰できたなぁと
感じています。
 
東京。
 
慌ただしい毎日の中でも
沢山の出会いがあり
時に感動があり
あるいは何にもない日もあり
 
そんな東京での毎日を
実家でゆっくり休んだことで
見つめなおし
前よりもちょっと気持ちが
楽になりました。
 
木星と天王星が牡羊座に移行した
6月以降
 
私にとって大きな変化としては
表現することに対して
より自由な気持ちを持つことが
出来るようになってきたこと。
 
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毎日の生活のひとつひとつの要素に
自分らしく表現するという意識が
絡み始めて
何か大切なストーリーを紡ぎたいという気持ちが
生まれてきたこと。
 
占星術を始める前から
ずっと好きだった写真表現も
自由にこうして表現することができるようになったし
 
ちょっと今までにない
リアリティを東京に帰ってきてから
更に強く感じています。
 
このままこの波に
乗れていけたらいいなぁ…。

Jul15

圧倒的なもの

今日渋谷の夜を歩いていて出会ったものに
胸を打たれる。
  
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それは
Ethnic Minority
というジャズバンドのストリートライブ。
 
横田寛之さん率いる
サックスとベースとドラムの
トリオだ。
  
僕は音楽は詳しくないし
ストリートライブに見入るということはほとんどないのだけど
  
そこで出会った表現には
圧倒的な「何か」があった。
 
圧倒的な「何か」。
 
ハッと気づけば
僕だけでなく
周りの人も引き付けられるように
彼らの周りには
人だかりができていた。
 
きっともともと彼らのファンというよりも
僕と同じように
彼らの「何か」に惹きつけられた人たちなんだろうと思う。
 
表現することにおいて
人を惹きつけるものとして
圧倒的な「何か」ってあるんだなと
改めて実感した夜。
 
かっこいい、
という言葉だけでは表わされない
胸を打つ「何か」を感じた夜だった。

Jul16

「夢を叶える」

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「夢を叶える」ってなんだろう。
 
ということを最近ずっと考えていました。
 
小さな子供のころから
私たちは「将来の夢」を
大人たちから問われます。
 
そして大人になってからも
様々な場面で
私たちは自分の「夢」を
叶えようと思うわけです。
 
あるいはそれが
「目標」という言葉で
置き換えられることもあるでしょう。
  
ただここで僕が考えたいのは
夢を叶える具体的な方法論や
魔法のような法則ではなく
 
そもそも 
「夢を叶える」ことって
いったいどういうことなんだろうと。
   
あるいは
「夢を叶える」と決める
生き方ってなんだろうと。
 
ここで考えたいのですが
 
夢ってすごく不思議な存在で、
「あきらめなければ」
夢は常に夢であり続けます。
  
これは魔法でも
あるいは精神論でもなんでもなく
 
文字通りあきらめない限り
夢は夢であり続けるし
 
そしていつかそれが達成できれば
夢がかなったということになるのです。
 
あきらめない限り、
現実は、「夢」であり続けるか
「それが叶うか」の二つの選択肢しか
なくなるのです。
 
あきらめなければ
夢は夢であり続ける。
 
これは「夢」という概念そのものに
内在した特有の論理。
  
そういう意味で
本当の意味で「夢を叶える人」
というのは
 
ある意味
運がいいかどうかが重要なのではなく
 
きっと「あきらめない」
ということを常に自分の心の中に
保ち続ける人なのかもしれません。
 

大注目の講座

以前から楽しみにしていた友人のNOT FOR SALEが
ルネ・ヴァン・ダール・ワタナベ先生
鏡リュウジ先生と共演するイベントが
7月24日(土)の午後に都内にて開催されます。
 
説話社主催 ぼくたちと占星術
~男性占星術師が贈る ジェネレーション☆トークセッション&ミニ講演会~

 
イベントのテーマは
占いカルチャーにおけるジェネレーション(世代)。
 
女性ファッション誌やマスメディアでの
西洋占星術の普及の第一人者である
ルネ・ヴァン・ダール・ワタナベ先生。
 
日本に英国のアカデミックな心理占星術を紹介し
また、多才なタレント活動を通じて
占いのイメージを一新してきた鏡リュウジ先生。
 
7人組の男性占い師ユニットという斬新なスタイルで
占いと音楽やデザイン映像との融合など
新しいアプローチを試み続けるNOT FOR SALE。 
 
3つの世代の「まなざし」を通じて
占いカルチャーの過去現在未来を見通していく
非常に面白い講座です。
 
特にNOT FOR SALEと同世代の
若手占い師の僕にとっても
ちょっとエポックメイキング的な
視野をもたらしてくれそうだなと期待大。
(僕はお客さんとして見に行きます。) 
 
占星術を表すシンボルでもある「天王星」が
12星座の始まりである牡羊座に入った今 
 
日本の西洋占星術のコンテクストにも
なんだか全く新しいストーリーが
うまれつつあるのかもしれません。

Jul20

まだなにものでもないもの

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「世界観」という問題

最近よく考えること
それは「世界観」というテーマについて。
  
現代社会において
誰もが将来こうなるであろうと信じていたような
「大きな物語」が失われたいま
僕たちはしばしばそれにとってかわる
「世界観」をもとめるのかもしれません。
  
しかしその時大切なことは
  
ある世界観を強く持てば持つほど
毎日の生活の中で
その世界観のなかでのリアリティは強くなり
あるいは毎日の生活の中に「意味」が生まれてくる
という感覚が強くなり
  
そしてその世界観のなかでは「善」や「悪」といった
価値判断も生まれてくるし
  
また、そこには自然に
「他の世界」への排他的な要素も生まれてくるということ。
 
「世界観」を求めれば
自然にそこに「善」と「悪」
あるいは他者への「価値判断」がうまれがちだということ。
 
ある世界観が濃くなればなるほど
そこに自然に「排他性」が生まれてくるということ。
 
たとえば、その人の人生観のなかで
ヒーリング的な癒しの世界観が
毎日の認識の中で強くなればなるほど
 
「癒されていない」という状況を「好ましくない状況」ととらえ
それを「改善すべき」ものとしてそこにその世界観独自の
文脈が生まれます。
 
当たり前のことですが
癒しの論理だけでこの世界がうごいているわけではない、
占星術の理論でこの世界が動いているわけではない。
 
そんな「当たり前」のことを
自分のコンテクストに無自覚であればある程
忘れてしまうことがあるのです。
 
なんでも「癒せばいい」というものでもないし
なんでも「運命論や星の影響で語ればいい」というものでもない。
 
そして占い師やヒーラーを始め
そうした世界観を色濃く持つ人が
(あるいはこれは別に癒しや占いの分野にかかわらず
ある世界における「専門家」はしばしばそうした両義性をはらんでいるといってもいい)
しばしば人を「判断する」という問題は
この「世界観」という問題に帰結する部分もあるのです。
 
僕が最近自分のコンテクストに
なるべく自覚的になろうと色々考えているのは
 
そうした強い世界観を持つことの
副作用でもある「排他性」に
なるべく自覚的でありたいから。
  
占星術というのは現在の個人の運命を占うものになってから
2600年以上の歴史を持ち
そのコスモロジーは今を持って尚
非常に強い生命力を持っています。
 
占星術を通じて、そこで多かれ少なかれ
善かれ悪しかれ「占断」がなされるのは
 
なによりもこうした非常に強い「世界観」がそこにはあるから。
 
確かに「世界観」なくしては
そこに「意味」や「文脈」は生まれません。
 
占星術のセッションという特殊な空間の中で
「人生の意味」「自分のストーリー」を感じるというプロセスも
 
本来はそうした意味形成の力って
占い師という個人に宿るものではなく
 
その背景にある「占星術的な世界観」が
そうしたことを可能にしているのです。
 
だからこそ大切なのは
そうした強い「意味形成」「コンテクスト形成」という
強い力をもった占星術という世界観を
自分自身が盲信するのではなく
 
どこかで、少しさめた(冷静な)目線をもっていることも
大切なのだなと思います。
  
「星占いなんて、ただの占いだから」
簡単にいってしまうとそういうことなんですが、
でも、それってこうした側面においても
大切なことなんだなと。
 
そういう意味で僕は
僕の占いを「信じる人」だけに読んでほしいのではなく
占いという全くの異境の世界観を通じて
 
僕がそうであったように
日頃の生活の中で感じられない
「何か」を感じてほしい人にむけて
発信しているのかもしれないなと思うのです。
  
本当の意味で受け入れる、
他者に対して寛容であるということは、
  
自分のコンテクスト・世界観を脇に置いて
人と関わる、ということではないかなと
最近よく思うのです。

Jul22

仙台出張が決定!7月30日(金)~8月2日(月)

今年の夏も
仙台ハートケアカウンセリングFAITHさんのイベントに
パネリストとして参加させていただくことになりました!

また、イベント出演に合わせて
個人セッションとワークショップも同時開催いたします。
 
是非ふるってご参加ください!
 
verde
   
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         Verde ~変わりゆくもの変わらないもの~
       心の専門家たちが創りだすエンターテインメント
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■日時 2010年7月31日(土) 13:00-16:00(12:30開場)
■場所 〒980-0823 宮城県仙台市青葉区桜ヶ岡公園 4-1
仙台市民会館 小ホール
■チケット 3,000円(全席自由)
■応募方法 FAITH様サイト内特設ページより
■プログラム
 
 Opening kaori+
 
 Talk Session “Change ~変わることとは~” ナビゲーター 高橋克彦
  麻生日出貴
  村上嘉朗
  瀬戸 隼
  ユピテルジョージ
  kaori+

 Live Drama(仮称)
  朝水久美子
  FAITH.セラピスト

 Ending
  朝水久美子


詳細はこちらより
  
【個人セッション in 仙台】 3日間開催決定!
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         ユピテルジョージ特別個人セッション in 仙台
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■日程 2010年7月30日(金)8月1日(日)2日(月)
■場所 仙台ハートケアカウンセリングFAITH
■住所 宮城県仙台市青葉区国分町3-10-34 コーポすず102 
■料金 60分8,000円
■ご予約方法
仙台ハートケアカウンセリングFAITH様サイト内専用ページより
こちらからご覧下さい。
 
■ご予約時間枠(全14席)
7月30日(金) 13:00/14:10/15:20/16:30/17:40/18:50
8月1日(日) 19:00/20:10
8月2日(月) 10:00/11:00/13:00/14:10/15:20/16:30

ユピテルジョージのプラネットセラピーは
西洋占星術に基づき
天空に光輝く星たちの象徴を
わかりやすく解説します。

あなたの人生のドラマに
大いなる気付きと勇気をもたらす
魔法の時間を体感しませんか。

お申し込みはこちらから
 

【ワークショップ in 仙台】8月1日(日)仙台にてワークショップ開催!
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         あなたのこころのスイッチがonになる
      豊かさを引き寄せるシンプル習慣術 (仙台特別開催)
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■日時 8月1日(日)14:00-16:30
■会場 仙台ハートケアカウンセリングFAITH
■住所:宮城県仙台市青葉区国分町3-10-34 コーポすず102 
■料金 5,000円
■定員 14名
■ご予約方法
仙台ハートケアカウンセリングFAITH様サイト内専用ページより
こちらからご覧下さい。
 
○新しいことを始めたいが、どこから手をつけていいかわからない。
○概念を理解するだけでなく、実際に役に立つ実践的な方法が知りたい。
○自分にとっての本質的な豊かさとは何かを知りたい。

東京で開催され大好評だった「豊かさワークショップ」がパワーアップ
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できる簡単なワークを紹介。自分のこころのあり方や自分にとってのこ
ころの豊かさとは何かをじっくりと見つめていきます。
 
ワークショップの詳細はこちらより

Jul28

エキサイティングな講座でした!「ぼくたちと占星術」

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先日開催された
 
説話社主催 ぼくたちと占星術
~男性占星術師が贈る ジェネレーション☆トークセッション&ミニ講演会~
 
拝聴してきました!
 
ルネ・ヴァン・ダール・ワタナベ先生、
鏡リュウジ先生、
そしてNOT FOR SALEの3世代による鼎談。
  
実に面白い論点が満載で
あっという間の2時間半でした。
  
その議論の中でも面白かったのが
最近の僕の問題意識でもある
「何かひとつの絶対的な世界観を持つことの危険性」にも
関係することですが、

  
占い師自身の「パワー(権力や権威)への意思」や
「鑑定やセッションという特殊な空間を通じて
疑似的に得てしまう全能感」についての問題について。
  
冒頭にルネ先生が
占い師やカウンセラーにしばしば共通していえることとして
「自己顕示欲が強くて臆病な人」であることが多いという指摘から
議論は深まり
  
「しばしばそのカウンセラーや占い師自身の内在的な不安を
カウンセラーは権威主義的な立場を通じて人の悩みを聞き
そして占い師は夢想的な世界観を通じて人の未来の話をすることで
解消し、安心を得ようとしている」
  
という論点の周辺について様々な議論がなされました。
  
実際にカウンセリングなどを行う実占的な占い師が
「占い師」であるという構造を通じて
そこに権威主義的全能感が生まれてしまう構造の怖さ。
 
しばしばこれはカルト的な宗教などに見られる構造でもあり
実際に個人鑑定をする実占的な占星術家がもっとも注意しなければならない
問題のひとつでもあるのです。
 
鏡さんがグッゲンビュール・クレイグというユング派の精神科医の書いた
「心理療法の光と影」を引用しながら
カウンセリングという空間における「力の問題」について言及されたり
  
鏡さんが翻訳された「魂のコード」などで
知られるアメリカの心理学者ジェイムズ=ヒルマンの
「A BLUE FIRE」などを引用しながら
 
そうした占いやカウンセリング
臨床心理学の「陰」の領域についての
議論も展開されていきました。
 
しかし考えてもみればこうした占いやカウンセリングの「陰」の領域について
公然と日本の占い界の旗手が討論するということ自体が
ある意味でNOT FOR SALEに代表される「占い新世代」にとって
非常に重要なこと。

 
多分、70,80年代というのはそうした占いに対する批判というのは
こうした同じ占い師の諸先輩方が語るのではなく
基本的にアウトサイダー(学者・有識者)が行っていたはず。
(そしてルネ先生や鏡さんはそうした批判と戦ってきたはず)
 
しかし不思議なことに
現在はそうしたものを批判する主体がなくなってしまったのか
そうした批判を占い師側が内在的にもっているということ自体が
ある意味で占い新世代における占い文化の特殊性

(科学と占いという対立構造そのものがなくなってしまった)
なのかもしれません。
 
これはある意味で現代という時代が
「オカルトに走る若者を叱れる健全な科学的精神を持った大人の不在」
ともいえるかもしれません。
 
あるいはもっというと
現代における「科学的精神」の在り方が大きく変化している
ともいえるのだと思うのです。
    
NOT FOR SALEや僕自身も
物心ついた時期にオウム真理教による一連の事件を
目の当たりにしている世代。
 
そして僕たちはそうした一連の事件があった後に
2000年代以降のスピリチャルブームの真っただ中にも
いたわけです。
 
近代における信仰の問題、宗教性の問題
などは「占い」を標榜しながら活動していくうえで
絶対に避けては通れない問題なのです。
 
日本の占星術文化を発展させてきた世代の旗手たちがこうした論点を
提起し、僕たち新しい世代がそれを受けてどのように
日本の「占い」のアクターとして活動していくのかということは
 
占い新世代においては非常によく考えるべき
大切な論点なのだなと改めて認識することになりました。

そしてそうしたある意味シリアスな議論が進んでいったのと同時に
特に面白かった議論が
 
鏡さんがルネ先生に質問を投げかけたところから始まった
 
60年代後半から70年代にかけての
海外の最先端の文化が一気に流入していく
「熱い時代」についてのお話し。

 
世界中から海外のファッションを勉強して帰ってきた
デザイナーや表現者たちが
とにかくおもしろいことをやろう!
と熱を入れて雑誌や新しいメディアを創っていた時代。
 
また日本の占い文化においてもこの時期は非常に重要な時期で
70年代初頭に女性ファッション誌が誕生し
そこで現在の雑誌における占いの原型ができ
爆発的に発展したのもこのころなのです。
 
ルネ先生はそのまさに開拓者で
1971年に女性ファッション誌non-noが創刊されて以来
私たちが目にする現在の形のファッション誌における占い文化の礎を築き
また、そのnon-noでも現在に至るまで一号も欠かさず
占いのコラムを書かれているのです。

また当時は 、ネットもパソコンもない時代ですから、
全ての原稿が鉛筆と原稿用紙で描かれた時代。
 
占い師が黒鉛で手をまっくろにして
腱鞘炎になりながら原稿が書かれていた時代。

そうした熱い時代の話をきくと
若い世代の僕はなんだかうらやましくて仕方がなくて
 
純粋に面白いものをつくろう!
という気概で60年代後半~70年代の
ポップカルチャーが発展していく舞台裏の話は
 
バブル崩壊前後に生まれ
失われた10年の後、
先の見えない不透明な平成の世に生きる若者にとっては
あこがれの時代でもあるなと
再認識。
 
そしてそうした議論の後に
我らがNOT FOR SALEの非常に面白い問題提起。

 
それが「日本の占いのポップカルチャーとしての可能性」について。
 
日本の占いシーンは
携帯コンテンツや毎朝のテレビ番組で
日常的に触れられるものとなり、ポップカルチャーとして
そしてしばしばコミュニケーションツールとして
高度に発展してきたという点を押さえたうえで
 
「ポップカルチャーとしての日本の占い」を
世界に輸出することはできないか?
との非常に面白い議論。
 
まさに彼らNOT FOR SALEの目指す
「かっこいい占い」は
そこに照準が合わされているのだなと
改めて認識。
 
そこには「現代における宗教性」というイシューを超えて
占いをかっこいいもの(ジャパンクール)として捉え直す
現代的な感覚が生きているのだなと。
 
こうした先の見えない時代であっても
高度経済成長期の70年代の文脈とは全く違った
日本文化の発展可能性があるのだなと再認識したのです。
  
実に面白い論点が沢山の鼎談。
 
2時間半では語りつくせないとても興味深い論点が次々と飛び出し
またそれに対する議論もそれぞれの世代の観点から語られ
非常にエキサイティングな講座だったのですよ。