Mar22

特別な春分の日を迎えて

昨日3月21日は「春分の日」でした。これから徐々に春本番となり、温かい日
が増えてきます。しかし、今年の春分はとても特別な星の配置になっています。
というのも、今日は太陽と天王星が牡羊座0度(牡羊座の一番始まりの部分)
にてピッタリと重なるというシンボルが現れているのです。
 
このシンボルに占星術家として私は「特別な意味合い」を感じています。牡羊
座とはそもそも、全ての「始まりの星座」です。その始まりである牡羊座0度
という場所はいうなれば「新しい生命(いのち)の誕生」という意味合いが存
在します。この占星術的にも重要なスポットに、生命(いのち)のシンボルで
ある「太陽」と、革新と博愛の「天王星」が光り輝くのです。
 
これはいうなれば、私たちの社会が新しい「誕生」を迎えつつあるということ
を表しているのだと思います。3月11日の震災で、私たちの暮らしのリアリテ
ィは大きく変わりました。
 
今の星空が教えてくれることは、今私たちが経験していることは新しい「誕
生」のプロセスであるということ、そして別の言葉で言い代えるならば、2011
年3月11日という日が多くの人にとっての「人生の原点」となっていくだろう
ということです。
 
占星術家としてしばしば思うこと、それは「生きていく」ということは「生き
る意味を紡ぐこと」ではないかということです。この震災で多くの方が志半ば
で生命を落とさざるを得なかったことを思うと、言葉になりません。
 
しかし、死はどんな人においても、決して他人ごとの出来事ではなく、あの日
自分がおかれていた状況においては、それが自分であっても全くおかしくなか
ったのです。確かに、死というものはいつか全ての人に訪れるものです。しか
し、今ここに「生きている」という事実が、どれだけかけがえのないものであ
るか、そしてどんな偶然と奇跡が重なって今ここに生きているのかということ
に気づかされるのです。
 
今回の被災で、志半ばで亡くなった方々の生命を思い、深く悼むために大切な
事は、彼らの生命を、私たちが彼らの不在とともに「生きる意味」を紡いでい
くこと、そして私たちの心のなかで永遠に生き続ける彼らと「ともに生きてい
く」ことなのではないかと思います。
 
人命は数字では表されません。ひとつひとつに精一杯生きる意味を紡いできた
彼らの生き方を、どのように私たちが紡いでいくのか。そうした意味でも今週
は今ここに「生きている」私たちにとっても、そしてこの世界を去らなければ
ならなかった彼らにとっても「新しい誕生」といえるのではないかと思うので
す。
 
でも、大丈夫です。私たちにはそれが可能です。

牡羊座0度において太陽と天王星が重なるという象徴は、占星術で、非常にパ
ワフルで、光輝かしいシンボルです。

私たちは今大規模な震災を通じてとても大きな闇(不安や恐れ)と向かい合っ
ています。しかし、「強い影」は「強い光」の隣にできることを忘れないでく
ださい。いま私たちの前に立ちはだかる「強い闇」は、実は私たちの心の内側
にある「強い光」(勇気や希望)に気づかせてくれる存在でもあるのです。
 
そうした意味でも、これから、震災というものを乗り越えて、強く生きていこうと
する人々の意識が更に強く成長していく、そんな流れが生まれてくるのではな
いかと思います。
 
是非手に手をとって、頑張っていきましょう。