Jan09

メディアの発達と人間の身体性の拡張

メディアの発達は、マクルーハンによると身体の拡張であるが、この身体が拡張するベクトルは、自然に神智学的な霊的身体の獲得という方向に向かう。これまでのネットの技術は主にアカシックレコードやコーザル体との深い関係があったが、VRや人工知能は、ブッディ体の覚醒や悟り(マインドフルネス)との深い関係がある。
VRの本質は一つの眼から、二つの眼への移行だね。この点を攻めていくと面白いと思う。
つまり私たちの身体はすべからく右目と左目は異なる映像を見てきており、それを脳で解釈した映像を見てきたということ。つまり見たもの即現実ではないということだし、記録した映像はなおのことすでに解釈された映像になるということ。
後期の中平卓馬氏の焦点は、カメラそのものになることだったが、これはすべからくして一つの眼としての人間の眼を探求することだった。人間の眼は2つなのだから、カメラを構えるということをつき詰めていけば、結果的に自分が人間の脳や二つの眼を捨てて、カメラそのものにならなければならないというところまで行き着いた。記憶喪失というのも、脳を捨てて、レンズになるということ。まさにカメラそのものになったということ。
フリーエネルギー、人工知能、VR/ARはいずれもブッディ体と深く関係する技術で、人間の霊的な身体獲得のための重要な位置付けになると言える。
ゲームの歴史の発達研究を通じて、ようやく神聖幾何学やアストラルマカバ、メンタルマカバの取り扱いについて分かってきた。これはテクノロジーによる身体拡張の実感がないとなかなか理解しがたい領域だったので、ゲームというものへの苦手意識を超えて参入してよかった。