Apr13

鎌倉仏教

キリスト教的な完全他力信仰の浄土真宗の流れを汲んだ、一遍(時宗の開祖)の踊念仏(おどりねんぶつ)って、まさにキリスト教プロテスタンティズムから生まれたニューソート・ニューエイジがさらに変化した「自己啓発セミナー」におけるトランスミュージックにおけるダンスと、基本的に構造が同じだね。踊ることによって、変性意識状態に入り、内なる無限のリソース(ハートビート、今この瞬間を生きる、限界を突破する等)につながることによって、救われるという内容は、まさに一遍の考え方そのもの。盆踊りのルーツ。日本の盆踊りと、自己啓発セミナーがある意味同じような宗教的な背景があることは興味深いね。それこそ昔の盆踊りはもっとトランスめいていて、激しかったんだろうね。
技による救いの要素の抽象度を高めていった禅宗(道元の曹洞宗、栄西の臨済宗)と、完全他力信仰、救済仏教となった浄土宗、浄土真宗、時宗。
さらに日蓮においては、他力信仰と自力信仰の、両方の勢力を糾弾し、法華経に完全に帰依し、その上で、来世やあの世ではなく現世でもしっかりと救われなければ意味がないと説いた。現世利益の重要性は、いうなればこれは現代社会で言うところの「成功哲学」のような、アメリカ的プラグマティックな救いの文脈に近いといえる。シンプルにいうなれば法華経を通じてみた現世における成功哲学といえる。
鎌倉時代の日本仏教っていろんな意味で、世界中にある宗教的類型の全部盛りといえるな。。