May01

人間の潜在意識は、神ではなく、罪の意識である

ニューエイジにおいては、「ありのままの自分」を神と考える。なおかつこの神は汎神論的で、人格を持っていない。むろん旧約聖書における十戒という前提もない。そのためニューエイジにおいては、人間には、原罪とよばれる罪はない。こうした部分にサタンや悪霊が入ってくる。サタンの本質は、ナルシシズム。エーリッヒフロムが「悪について」で論じたように、悪とナルシシズムは常にセットになる。これはまさにエデンの園で、サタンが蛇に姿を変えて「あなたも神のようになれる」(つまりあなたの内側には全てを創造した神のような無限の可能性がある、あなたの潜在意識こそ神である)と誘惑した通りのことだ。
その意味で人間の潜在意識の本質とは神ではなく、罪の意識であるというのが、聖書的な正しい理解だといえる。それゆえ、その罪を、神の一方的な恵みの愛により、御子イエスキリストの十字架における贖いによって赦されたということが、聖書の中の非常に重要な考え方なのだ。