Jun07

伝道者の書(コヘレトの言葉)

伝道者の書(コヘレトの言葉)が素晴らしい。現代神学でいうとカールバルトの新正統主義的な思想が深く刻まれている書。グノーシス主義の中にいたからこそよくわかるが、人間の知恵の限界と、「神を畏れ、その戒めを守れ。」(コヘレトの言葉12章13節)という結論に集約されるまでの理論展開が本当に素晴らしい。これは新約聖書の信仰のみによって義とされるという信仰義認の型となる書だね。

「コヘレトは知恵を深めるにつれて、より良く民を教え、知識を与えた。多くの格言を吟味し、研究し、編集した。 コヘレトは望ましい語句を探し求め、真理の言葉を忠実に記録しようとした。 賢者の言葉はすべて、突き棒や釘。ただひとりの牧者に由来し、収集家が編集した。 それらよりもなお、わが子よ、心せよ。書物はいくら記してもきりがない。学びすぎれば体が疲れる。 すべてに耳を傾けて得た結論。「神を畏れ、その戒めを守れ。」これこそ、人間のすべて。 神は、善をも悪をも/一切の業を、隠れたこともすべて/裁きの座に引き出されるであろう。」
‭‭コヘレトの言葉‬ ‭12:9-14‬ ‭新共同訳‬‬
https://www.bible.com/1819/ecc.12.9-14.新共同訳