Jun07

ルツ記

異邦人世界への伝道の精神的鋳型(主は異邦人をも愛される)となった「ルツ記」も素晴らしい。旧約聖書の理解が深まると、主の御業、主の栄光への深い畏敬の念が増していく。
旧約聖書の歴史書も、ある意味スターウォーズよりも世界中で受け入れられている元型的な物語なわけだから、日本人もちゃんと知っておくべきなんじゃないかと思う。特に、国際感覚を身に付ける上で、へブル主義的な価値観を知っておくことは必須だと思う。あくまで日本人の感覚って、戦後は特に、海外からの影響で言うと、へブル主義的な価値観の反対の極にある、アメリカの大衆文化から入ってきたヘレニズム主義的な価値観しか受容してきていないはずだから。
そもそもLOVE&PEACEで、世界平和を歌うならば、スターウォーズよりも実際の世界情勢に大きな影響を与えている元型的神話(ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の教典)であるところの旧約聖書の歴史を知らないのは無責任なのではないだろうかとも思う。日本の多神教優位論に立つってことは、ようは当事者の基本的な背景も知らずに、日本人は多神教だから素晴らしいと居直っている、自分自身こそが批判している「一神教的独善主義」に基づいていることに気づかないといけないと思う。へブル主義的な価値観を学ぶと、こういう視点はちゃんと見えてくる。日本人、目を覚まさないとだと思う。
真の意味で多神教を唱えるならば、日本人的にとって異教的なへブル主義的な価値観にもしっかりと虚心坦懐に受容を心がけ、その上で、自分なりの価値観を形成していくべきではないだろうか?
ルツという女性は、旧約聖書の時代に、イスラエルの民たちの信仰が乱れた士師記の時代に、異邦人でありながらも、主をまっすぐに信じて、ダビデ王、そしてイエスキリストに繋がる家系のルーツの一人となった。イエスの贖いによって、異邦人にも広く聖霊が下る時代になった、恵みの時代である今、こうした世界観を知っているかどうかは、日本が本当の意味で国際感覚を養う上でもとても大事なことなんじゃないだろうか。