Jun10

聖霊の働き

特に日本のスピリチャリティについての、一番大事な入口になりうるものは、「聖霊の働き」について。日本人の大きな特徴として、谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」のように「目に見えないものを見る」という文化的感性が非常に高い。お互いの空気、つまり心情を読みあうし、こうした感性は、日本人の非常に繊細な霊的な感覚を磨くひとつの土台となっている。
これゆえに、父―子―聖霊の三位一体の中でも、特に、この聖霊論から入ることは、日本人のスピリチャリティの在り方に非常に適した入口になりうるのだと思う。特に今の時代は、ニューエイジ的な言説が非常に広がっており、またそれに伴うサタンや悪霊などの「見えない霊」の働きも活発化しているので、日本人の特有の感性で、「何かがおかしいぞ」と誰しもが感じるようになっていると思う。
主は、イスラエルを回心させるために、バビロニアやエドム、アッシリアを立てたように、悪をもお用いになる。イスラエルの危機の時代にかかれた小預言書なども、イスラエルの民に対して主の裁きがあったのちに、必ず最後にはイスラエルの回復が語られる。聖霊論というのは、ある意味サタンや悪霊が起こる時代(そして、時にそれは主が裁きのために積極的に用いられる)こそ、そのありがたみがよく分かる。聖霊は常にジェントルに、その人を導き、イエスや主に立ち返らせ、聖化を通じて、人を主の栄光に立ち返らせていくことになる。