Jul09

トマスアクィナスとスコラ哲学

キリスト教倫理学という視点から、トマスアクィナスのすごさがようやく分かってきた。ようは組織神学における・教義学・倫理学・弁証学のうち、特に倫理学を中心としてそれまでの新プラトン主義(イデア論)でしか構成しえなかった要素、つまりまだ神学的論理性には不十分だった要素を、全てアリストテレスの哲学(倫理学)へと移行させたことで、スコラ哲学を作ったのか。つまりへブル主義(神中心主義)とヘレニズム主義(人間中心主義)という二つを融合させたということになるのか。確かにこれはすごいことだね。

確かに、トマスアクィナスの「神学大全」と、カール・バルトの「教会教義学」が並び称されるのは、その時代まで不可能と思われていたへブル主義(神の言葉)とヘレニズム主義(人の言葉)の双方のフレームのアウフヘーベンにこそあるんだな。なるほど。

先日のパスカルの「パンセ」というメッセージもそうだけれど、ピンポイントでキリスト教神学の重要な部分を教えてくださるので、本当に聖霊の働きというのはすごいなと思う。そのうちどこかの神学校や聖書学校に通うことになると思うけれど、すでに聖霊様という家庭教師がついているような感じ。